インドネシア・日本・マレーシア 3カ国ジュニアバドミントン交流会 開催日時: 2019年3月23日(土)~24日(日) 開催場所:味の素ナショナルトレーニングセンター インドネシア・日本・マレーシア 3カ国ジュニアバドミントン交流会 開催日時: 2019年3月23日(土)~24日(日) 開催場所:味の素ナショナルトレーニングセンター

桜の開花宣言が出たばかりの早春の東京に、バドミントン競技の未来を担う、インドネシア・日本・マレーシアのジュニアバドミントン選手たちが集合。
ダイハツの主催により、3カ国合同でのジュニアバドミントン交流会が初開催されました。

23日
11:00〜
開会式
3カ国の次代を担う、未来のバドミントン選手たちが東京に集結!

3月23日朝。本交流会の会場となった東京都北区の「味の素ナショナルトレーニングセンター」バドミントンコートには、インドネシア、マレーシア、そして日本の各地から選ばれた計40名のジュニアプレーヤーたちが集い、午後から行われる合同練習、そして翌24日に行われる交流試合に先立って、開会式が開催されました。
日本バドミントン協会の関根義雄副会長や、ダイハツ工業CSR室の大滝一郎バドミントンプロジェクト担当部長からのご挨拶の後、選手みんなが声を合わせた掛け声を上げ、本交流会の成功を誓いました。

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日本バドミントン協会副会長 関根義雄様

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本交流会は、日本バドミントン協会ダイヤモンドスポンサーであり、日本はもちろん、インドネシアやマレーシアでもバドミントンの普及発展へ絶大な支援を行っているダイハツ工業と日本バドミントン協会とで企画・調整を行い、今日の開催に至りました。
選手の皆さんにとって本交流会は、国際交流のチャンスです。貴重な経験を積み、国際力を養い、将来世界を舞台に戦うことのできる選手になった時の糧として頂きたいと思います。
ここにいるジュニアの皆さんは、それぞれの国の誇りを持ち、将来自分が世界の舞台に立つんだという気持ちでバドミントンに取り組んでほしいと思います。今回の経験を自国に持ち帰り、それぞれの国の代表として世界で戦える選手を目指してほしいと思います。

ダイハツ工業株式会社 CSR室 バドミントンプロジェクト担当部長 大滝一郎

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私たちダイハツグループでは、モノづくりに加えて、ワクワクすることをお届けしたいという思いで、2017年からバドミントンを応援する取り組みを始めました。
この交流会が、将来の各国代表選手を目指す選手たちにふさわしいこの会場「味の素ナショナルトレーニングセンター」で開催できることを、嬉しく思っています。今日と明日の2日間、選手の皆さんたちには、試合はもちろん、国をまたいだスポーツマンシップの交流を楽しんでいただきたいと思っています。

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23日
14:00〜
合同練習会
交流試合に先立ち、3カ国の選手たちが仲良く合同で練習開始!
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まずはそれぞれの国に分かれてのウォームアップから始まった合同練習会。各国ごとにウォームアップの方法も違い、選手たちも物珍しげにお互いのコートを見合います。
選手たちの体が温まってきたところで、日本ジュニア強化部のコーチによる指導が始まりました。ここで選手たちは、3カ国の混合チームに分けられます。最初は戸惑いながらも、次第にコミュニケーションを取り始め、それぞれ言葉が通じ合わない中でも、身振り手振りのボディランゲージを交えながら、みんなで同じ練習メニューをこなしていきます。合同練習が終わる頃には、選手みんなが打ち解けた様子で笑顔を交わしながら、明日の交流試合に向けてお互いにエールを送り合う姿も見られました。

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23日
19:00〜
ウェルカムパーティー
ジュニア選手たちの親善をはかる楽しい催しに、スペシャルゲストも登場!

合同練習を終えた後、全員で都内のホテルに移動し「ウェルカムパーティー」が開かれました。
パーティー冒頭には、スペシャルゲストとして、女子バドミントン日本代表の奥原希望選手が登場。思わぬサプライズにジュニア選手たちも大興奮!
ステージに上がった奥原選手は、自身のジュニア時代の思い出や選手たちへの激励のメッセージを送り、最後に全選手と記念撮影を行いました。そして明日交流戦を戦うジュニア選手たちに、「コートの中では良きライバルで、コートの外では友だちであってください」という言葉を贈りました。
続いて各国選手団全員が登壇し、それぞれのチームごとにメンバー紹介が行われました。それを機に各テーブルでは、国を超えた選手たちのコミュニケーションがより盛んになりました。
また、パーティー会場の一角では、昔懐かしい「飴細工」の伝統を継承する飴細工師の水木貴広さんによる実演も披露され、子どもたちが、飴細工コーナーに集まり興味津々に注目する一面もありました。

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奥原希望選手コメント

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明日の交流戦を控えて、目の前の試合の勝ち負けも大事だと思いますが、今日ここに集まっている同世代の選手たちは、シニアになってもずっとライバルになる存在なので、コートの中では良きライバルで、コートの外では友だちという良き関係を築いて欲しいと思います。皆さん、がんばってください!

24日
10:00〜
交流試合
各国ジュニア界を代表するトップ選手たちによる、真剣勝負がいよいよ開幕!

インドネシア選抜10名、マレーシア選抜15名、日本選抜15名の計40名の選手たちが、それぞれ国別に5名ずつ、8つのチームに分けられ、Aグループ(3カ国対抗)、Bグループ(3カ国対抗)、Cグループ(マレーシア×日本)の3つのカテゴリーに分かれての対戦を行いました。
試合は、男・女シングルス、男・女ダブルス、混合ダブルスの5つの結果で競い合う総力戦。各国を代表して選出されたジュニア選手たちは、昨日までの和気あいあいとした雰囲気から一転、熱のこもったプレーを繰り広げました。
しかし、試合の後には笑顔で握手を交わし、お互いのゲームシャツを交換し健闘を称え合うシーンも見られ、ジュニア選手たちの勝負を超えた交流が芽吹いていました。

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24日
17:00〜
表彰式
果たして優勝は?熱戦の結果をレポート!

すべての試合が終了した後、A、B、Cそれぞれのグループでの1〜3位の表彰が行われました。結果、AグループとCグループで見事1位になったのは、開催国である日本チーム。Bグループはインドネシアチームが1位になりました。
表彰式では、全ての選手にメダルが授与されました。また参加賞として、本交流会に参加したすべての選手に、日本代表のレプリカユニフォームがプレゼントされました。

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総評

日本小学生バドミントン連盟

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日本小学生バドミントン連盟 理事長
能登則男様

初日の合同練習も今日の交流試合も、どちらも非常に熱気のこもった、充実した内容のものでした。3カ国における今後の発展を考える上で、本交流会は非常に重要な意味のある取り組みであることを実感しました。
本大会の成果を、3カ国のバドミントンの今後の発展に、ぜひ活かしてもらいたいと思います。

インドネシアチーム

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アラン スシ テクノロジー(アステック) オーナー
アラン様

この交流会を経験したことで、インドネシアの若い選手たちは、さらにモチベーションを高く持って頑張ってくれることと思います。彼らにとってこの交流会は、選手としての経験を積み、さらに自分たちの力試しもできる大変良い機会でした。
私たちはこれからもダイハツと共に、インドネシアのバドミントン界を盛り上げていきたいと思います。

マレーシアチーム

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プルウサハン オートモービル クドゥア 社長
ダト ザイナル様

今回の交流試合を観させていただいて、選手の皆さんのバドミントンの上手さ、スポーツマンシップ、規律の正しさに大変感動しました。皆さんとてもよく頑張ったと思います。皆さんは自国の代表として戦ったことに誇りに思ったことでしょう。どうか自分自身を褒めてあげてください。
勝ちたいという気持ちは大事ですが、どうか忘れないでください。この交流会が、スポーツマンシップと、自分が強くなるということが目的だということを。

日本チーム

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ダイハツ工業株式会社
CSR室 バドミントンプロジェクト担当部長
大滝一郎

今日の試合は私が期待した通り、熱戦ばかりでした。シニアの国際大会にも劣らない、見応えのある試合がたくさんありました。
皆さんはまだまだ若いですし、競技人生も始まったばかりなので、昨日のウェルカムパーティーで奥原選手が言った、「コートの中では良いライバル、コートの外では良い友だちであれ」という言葉通り、この交流会を機に、良い出会いをこれからもいっぱい作って欲しいと思います。

3カ国のジュニアによる
新たな取り組みは大成功!
ここからバドミントン界の
未来が始まる。

初めての試みである「3カ国ジュニアバドミントン交流会」は、大盛況のうちに幕を閉じました。ここから未来のメダリストが数多く生まれるかもしれません。

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