photo photo

logo ゴー・リューイン選手が語る
「PERODUA MALAYSIA MASTERS 2019 presented by DAIHATSU」
の見どころ

昨年からダイハツが協賛している「PERODUA MALAYSIA MASTERS 2019 presented by DAIHATSU」は、2019年のワールドツアースーパー500の開幕戦です。賞金総額35万ドルとなった本大会は、今やマレーシアで開催されるバドミントン大会で最高峰のトーナメントとなりました。2020年の東京オリンピックに向け、世界でもトップ10に入るプレーヤーたちがこの大会に集います。

そこで今回は、自身も混合ダブルスのベテランであるゴー・リューイン選手に、本大会において注目すべき選手や優勝候補について伺いました。

スケールアップした「PERODUA MALAYSIA MASTERS 2019 presented by DAIHATSU」は、ここに注目!

photo

今回の「PERODUA MALAYSIA MASTERS 2019 presented by DAIHATSU」には、各カテゴリーの世界ランカーの出場が予定されています。強豪ひしめく本大会は、まさに観客を熱気と興奮に包み込むことでしょう。トーナメントを勝ち進むためには、テクニックと体力以外にも必要なものがあります。それはしっかりとした姿勢とメンタル。これらが弱いと勝ち進むことができません。

クアラルンプール・スポーツシティのシンボルでもある、リニューアルされた「アクシアタアリーナ」で、今年も世界のトップ選手たちが再び火花を散らします。私もここでは何度も試合をしましたが、本当に素晴らしい会場で、私がこれまでプレーした中でも最高の場所の一つと言えます。

ゴー・リューイン選手が注目するのはこの選手!

photo

ワールドツアースーパー500では、世界のトップ10に名を連ねる選手たちが、マレーシア人選手たちの前に大きく立ちはだかります。マレーシアにとっては、元世界ランキング1位のリー・チョンウェイ選手が治療のために不参加なのが大変な痛手ですが、若い選手たちが奮闘して、マレーシアを世界のバドミントン界の最前線に押し上げてくれるよう期待しています。

男子シングルス
注目はアクセルセン選手!しかし今年は桃田選手からも目が離せない!!

photo

やはり王者として、ビクター・アクセルセン選手には注目せざるを得ません。最近では安定した成績を残せていないものの、クアラルンプールをメインに戦ってきた元ナンバーワンの実力は侮れません。ベストコンディションのアクセルセン選手は無敵と言えます。

日本の桃田賢斗選手は、一年を通じて安定したプレーを見せており、今大会でも注目の的になるでしょう。桃田選手は、パワフルな動きとトリッキーなプレースタイルで知られており、敏捷性と防御を攻撃に変えることのできる能力を持った、世界レベルのトッププレーヤーです。

韓国オープンの準優勝者であり、今回はホームでの試合となるリー・ズィージァ選手にも期待がかかります。地元の大きな期待を背負うリー・ズィージァ選手ですが、彼の前に立ちはだかるのは全英オープンのチャンピオンであるシー・ユーチー選手や、ツアーで好調な成績をあげ続けているチョウ・ティエンチェ選手などの強豪選手。また他にも、フランスオープン優勝者のチェン・ロン選手や香港オープン優勝者のソン・ハン選手、さらに日本の西本拳太選手やインドのスリカンス・キダンビ選手、インドネシアのベテランシングルスプレーヤー、トミー・スギアルト選手やヨナタン・クリスティ選手などもクアラルンプールに集結してきます。

女子シングルス
タイ・ツーイン選手はタイトルを維持できるか

photo

今までのところ、台湾のタイ・ツーイン選手が圧倒的な強さを誇っており、二番手の選手とは歴然とした力の差があります。タイのラチャノック・インタノン選手が2018年の現チャンピオンですが、タイ・ツーイン選手の方が依然として力は上です。タイ・ツーイン選手の最大の強みは、対戦相手に対して読みが効くことです。ワールドツアーのタイトルを6つも堅持していることが、彼女の安定した強さの何よりの証拠といえるでしょう。しかしラチャノック・インタノン選手も優れたテクニックを持った選手なので、予想を覆す可能性もあります。また、世界ナンバー2の山口茜選手も日本人として初めてワールドシングルスランキングでトップを獲った選手(2018年4月)で、優勝候補の一人です。さらに日本の奥原希望選手や高橋沙也加選手、そしてオリンピックの金メダリストであるスペインのキャロリーナ・マリン選手を加え、本大会の女子シングルスは熱く盛り上がりそうです。

地元のファンは、ゴー・ジンウェイ選手やソニア・チア選手、リー・インイン選手に注目です。特にゴー・ジンウェイ選手には大きな期待がかかっています。ゴー・ジンウェイ選手も、リー・インイン選手も、昨年の準決勝でそれぞれラチャノック選手とマリン選手を相手に敗退しましたが、ワールドジュニアチャンピオンでもある若いゴー・ジンウェイ選手が、これからのマレーシアバドミントン界を背負って立つ花形選手になる日も近いかもしれません。

男子ダブルス
ゴー・Vシェム選手とタン・ウィーキョン選手のペアが底力を発揮できるか

photo

マレーシアのトップ男子ペアであるタン・ウィーキョン選手とゴー・V シェム選手は、昨年決勝戦に進出しましたが、インドネシアのファジャル・アルフィアン選手とムハマド・リアン・アルディアント選手のペアに敗北を喫しました。

しかしマレーシアのファンは今なお、オリンピックの銀メダリストであるタン選手とゴー選手に期待しています。かつての世界ナンバーワンペアは苦しい時期を経験し、残念ながら現在は世界15位にランキングしていますが、地元のファンはこの二人が、ジャパンオープンや中国オープン、ゴールドコースト・コモンウェルスゲームズ、トマスカップ、世界バドミントン選手権大会、およびアジア競技大会などで、再び素晴らしいプレーを見せてくれることを信じています。地元のファンは、アーロン・チア選手とソウ.W.Y選手のペアにも注目しています。また昨年は2回戦に進出したものの、タン選手とゴー選手のペアに敗退を喫したティオ・エーイ選手とオン・ヨーシン選手のペアにも活躍を期待したいところです。

彼らの前に立ちはだかるのは、現世界チャンピオンである、ケビン・S・スカムルヨ選手とマルクス・F・ギデオン選手のペアです。このペアは2018年のワールドツアーの中で、アジア競技大会で優勝した他、9大会で決勝に進出しそのうち8つのタイトルを獲得するなど、かなりの好成績を収めました。
自信満々でクアラルンプールに乗り込むこのペアに対抗するのは、世界ランキング3位の日本人ペア、嘉村健士選手と園田啓悟選手のペアです。粘り強いプレーが持ち味の彼らがどのような試合を見せてくれるのか、注目したいところです。

女子ダブルス
日本人ペアに勝機あり!

photo

前回大会チャンピオンのデンマーク人ペア、カミラ・リター・ユール選手とクリスティナ・ペダセン選手が不在の中、今大会では新しいチャンピオンが生まれようとしています。日本は女子ダブルスの層が厚く、福島由紀選手と廣田彩花選手のペア、松友美佐紀選手と髙橋礼華選手のペア、そして世界選手権チャンピオンの松本麻佑選手と永原和可那選手ペアが、揃って世界ランキング10位以内に入っています。世界ナンバー1の福島選手と廣田選手のペアは2018年敵なしでしたが、2つのタイトルを持つグレシア・ポリー選手とアプリヤニ・ラハユ選手のインドネシアペアも侮れません。また韓国勢も優勝を狙ってくるでしょう。マレーシアの選手では、チョウ・メイクァン選手とリー・メンイェン選手のペア。さらにヴィヴィアン・フー選手とヤップ・チェンウェン選手のペアも今回さらなる活躍が期待されます。

混合ダブルス
マレーシアは幸先良好で、激戦に立ち向かう!

photo

今大会に、中国がベストペアを送り出してこないのは驚きです。今回中国からは、ルー・カイ選手とチェン・ルー選手のペア(世界ランキング23位)のみの参加となります。これはマレーシアのトップペア、私とチャン・ペンスン選手のペアにも優勝のチャンスが開かれるかもしれません。世界ランキング3位の渡辺勇大選手と東野有紗選手のペアも警戒すべきですが、ホームの応援があれば、私たちのペア、ライ・シェヴォン・ジェミー選手とゴー・スンファット選手の地元ペアにも2回戦以降に進むチャンスはあるでしょう。

その他の注目選手たち!

photo

桃田選手は以前から注目をされていましたが、2018年アジア競技大会の金メダリスト、インドネシアのアンソニー・シニスカ・ギンティング選手とヨナタン・クリスティ選手からも目が離せません。特にクリスティ選手はまだまだ伸び代のある選手で、今大会も期待できます。その一方で、アンソニー・シニスカ・ギンティング選手のアグレッシブなプレーも、トップ5に食い込む力を秘めています。

日本の高橋沙也加選手も実力を伸ばしてきているプレーヤーの一人で、まだまだポテンシャルを秘めています。若いインドネシアのペア、ファジャル・アルフィアン選手とムハマド・リアン・アルディアント選手も、ゆっくりとですが着実に、ナンバーワンペアのケビン選手とマルクス選手のペアに取って代わろうとすべく、頭角を現してきています。

「PERODUA MALAYSIA MASTERS 2019 presented by DAIHATSU」が開催される2019年1月15日〜22日は、エキサイティングな1週間になるでしょう!

大会が近づくにつれて、ファンの期待と興奮も高まってきています。会場で実際に目の当たりにするラリーや凄まじいスマッシュに勝る興奮はありません!沸き上がる歓声に包まれたアクシアタアリーナのしびれるような雰囲気の中で、選手たちは己の限界に挑戦します。ぜひ「PERODUA MALAYSIA MASTERS 2019 presented by DAIHATSU」をご観戦ください!

photo

PERODUA MALAYSIA MASTERS 2019 presented by DAIHATSU 開催概要

logo
名称 PERODUA MALAYSIA MASTERS 2019 presented by DAIHATSU
日程 2019年1月15日(火)~ 2019年1月20日(日)
会場 アクシアタアリーナ
主管 マレーシアバドミントン協会(BAM)
公認 世界バドミントン連盟(BWF)
冠協賛 プロドゥア社
ダイハツ工業株式会社
競技種目 男子単、男子複、女子単、女子複、混合複
photo

ゴー・リューイン
(1989年5月30日生まれ)

混合複で常に世界のトップ10に入るマレーシアの女子バドミントン選手。世界ランク3位までのぼりつめた。2016年夏季オリンピックで銀メダルを獲得した。

ヒューリック・ダイハツ Japan パラバドミントン国際大会 2023
ヒューリック・ダイハツ Japan パラバドミントン国際大会 2023 大会レポート
オフィシャルサイト
ダイハツジャパンオープン2023
バドミントン選手権大会
ダイハツジャパンオープン2023大会レポート
オフィシャルサイト
DAIHATSU INDONESIA MASTERS 2023
DAIHATSU INDONESIA MASTERS 2023 Part of the HSBC BWF World Tour Super 500 大会レポート
大会概要/スケジュール
PERODUA MALAYSIA MASTERS 2022 presented by DAIHATSU
PERODUA MALAYSIA MASTERS 2022 presented by DAIHATSU Part of the HSBC BWF World Tour Super 500 大会レポート
大会概要/スケジュール
スディルマンカップ2019
「スディルマンカップ2019」日本代表選手発表・オフィシャルスポンサー及びバドミントン日本代表新ユニフォーム発表記者会見レポート