
PERODUA MALAYSIA MASTERS 2020
Presented by DAIHATSU
ゴー・リューイン選手が語る大会の見どころ
第3回大会を前にPERODUAが2021年まで協賛を2年間延長することを発表し、幸先の良いスタートなった「PERODUA MALAYSIA MASTERS Presented by DAIHATSU」。賞金も40万ドルに増額され、大会の地位は確実に高まりました。来る2020年大会では、1週間にわたって開催されるトーナメントに世界のトップ選手が集結します。
混合ダブルスのベテラン、ゴー・リューイン選手に大会の見どころを語ってもらいました。
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「PERODUA MALAYSIA MASTERS 2020 Presented by DAIHATSU」でシーズンが開幕
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2020年のBWFワールドバドミントンシーズンの開幕戦となる「PERODUA MALAYSIA MASTERS 2020 Presented by DAIHATSU」はとても重要な意味合いを持ちます。2020年最初のトーナメントである今大会は、選手たちがオリンピック出場権に必要なポイントを獲得する最初の機会です。強豪がひしめく厳しい環境の中で、選手たちはフィジカルとメンタルの強さ、技術や持久力が試されることになります。
第3回大会もまた、クアラルンプールのアクシアタアリーナが戦いの舞台となります。ファンの皆さんからの力強い応援でテンションもモチベーションも上がり、選手たちは全力を尽くすことができるはずです!
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世界最高レベルの試合にゴー・リューイン選手も注目!
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数多くのファンが1週間にわたって繰り広げられる「PERODUA MALAYSIA MASTERS 2020 Presented by DAIHATSU」に熱戦の数々を期待しています。新たな世代の若手スター選手の台頭は目覚ましく、ベテラン選手との接戦となるでしょう。桃田賢斗選手、ビクター・アクセルセン選手、シー・ユーチー選手、チェン・ロン選手などスター選手の時代は続くのか?2020年はマレーシア勢にとって、底力を発揮して再び世界の舞台に返り咲くチャンスとなるでしょう。
ゴー・リューイン選手が注目するのはこの選手!
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男子シングルス:王者、桃田選手の時代は続くのか?
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男子シングルスの覇権をめぐって、世界のトップ選手による熾烈な戦いが予想されます。第1回・第2回大会の覇者、ビクター・アクセルセン選手(2018年大会優勝)と韓国のソン・ワンホ選手(2019年大会優勝)は、シーズン開幕戦での表彰台を狙っていますが、2人の前には世界ランキング1位の桃田賢斗選手や強豪チョウ・ティエンチェン選手が立ちはだかります。厳しい戦いとなるでしょう。世界ランキングのトップ10に名を連ねるインドネシア勢、ヨナタン・クリスティ選手や、2019年大会のベスト8、アンソニー・シニスカ・ギンティング選手にとっては、有利な展開になる可能性があります。
昨シーズン世界ランキング14位に終わったマレーシアのリー・ズィージァ選手にとっては、厳しい戦いになるかもしれません。しかし今回は地元の大声援を力に、準々決勝で王者ビクター・アクセルセン選手に敗れた2019年大会よりも、さらに上へと勝ち進むことができるのではないかと思います。今大会には2020年東京オリンピック出場に向けたポイントがかかっており、リー選手や2019年大会で準決勝に進んだリュー・ダレン選手は、出場資格獲得を目指してハードなトレーニングを重ねてきています。
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女子シングルス:インタノン選手、再び優勝なるか?
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タイのスタープレーヤー、ラチャノック・インタノン選手にとって、これまでマレーシアは相性の良い会場でした。昨年大会に続いて優勝を目指す25歳のインタノン選手にとって、今大会はバドミントンの新たな歴史を作る絶好のチャンスです。2018年大会の決勝を戦ったタイ・ツーイン選手、インドのプサルラ・シンドゥ選手、そして宿敵のキャロリーナ・マリン選手(2019年大会決勝進出)を筆頭に、世界の女子シングルスのランキング10位に入る強豪がクアラルンプールに集結し、戦いは熾烈を極めるでしょう。
地元の期待の星で2019年大会のベスト4、前ワールドジュニアチャンピオンでもあるゴー・ジンウェイ選手。2019年は素晴らしいシーズンでしたが、最近行われた手術によって、メダリストへの夢は阻まれるのでしょうか?世界ランキング2位、前回オリンピックの銅メダリストでもある奥原希望選手や、中国のチェン・ユーフェイ選手、山口茜選手を見ようと、大勢の観客が会場に押し寄せるでしょう。間もなく、手に汗握る熱戦が繰り広げられます!
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男子ダブルス:期待がかかるタン選手とゴー選手ペア。しかし「ミニオンズ」ことギデオン選手・スカムルヨ選手ペアが立ちはだかる
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男子ダブルスでも、パワーとスピードあふれる熱戦が見られるでしょう。3度目の優勝を狙う、世界王者のマルクス・フェルナルディ・ギデオン選手/ケビン・サンジャヤ・スカムルヨ選手ペアがリードしています。2016年と2019年の覇者、「ミニオンズ」の愛称で親しまれるペアは2019年も世界ランキング1位をキープ。優勝に向けてライバルとなる中国のリー・ジュンホゥイ選手/リゥ・ユチェン選手ペアを大きくリードしています。2018年大会はファジャル・アルフィアン選手/ムハマド・リアン・アルディアント選手ペア、2019年大会はギデオン選手とスカムルヨ選手のペアが優勝し、マレーシアマスターズでは2年連続でインドネシア勢が男子ダブルスのトップに君臨してきました。
地元マレーシアの選手は再び輝くことができるでしょうか?ゴー・V シェム選手/タン・ウィーキョン選手ペア、アーロン・チア選手/ソウ.W.Y選手ペア、オン・ヨーシン選手/ティオ・エーイ選手ペアが旋風を巻き起こすのを期待しています。2019年大会の準決勝ではゴー選手とタン選手ペアを退けたものの、決勝でギデオン選手とスカムルヨ選手ペアに21-15、21-16で敗れたオン選手とティオ選手にとって、雪辱のチャンスです。2020年が、マレーシアの地元選手に新たな活力と決意をもたらしてくれることを期待しています。2020年東京オリンピックでは、最高のプレーで国に栄誉をもたらしてくれるでしょう。
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女子ダブルス:日本勢がコートを支配するか?
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2019年大会では、女子ダブルスの強豪、日本勢3ペアが準決勝に進出しました。今大会では2020年東京オリンピックの出場枠をめぐり、日本女子勢の戦いはさらに熾烈なものになるでしょう。現在は、福島由紀選手と廣田彩花選手、松友美佐紀選手と髙橋礼華選手、松本麻佑選手と永原和可那選手の無敵の3ペアがランキングのトップ3を占めています。これまでの成績や安定したパフォーマンスから判断すると、この日本勢が現在のランキングから陥落する可能性は低そうです。
福島選手と廣田選手のペアは2018年、2019年大会を連覇。2019年大会では、インドネシアのグレシア・ポリー選手/アプリヤニ・ラハユ選手ペアを20-22、21-13、21-19の接戦の末に破って優勝しました。ポリー選手とラハユ選手は再び、日本勢の勢いに水を差すことができるかもしれません。人気選手の仲間入りを果たした地元マレーシアのヴィヴィアン・フー選手/ヤップ・チェンウェン選手ペア、ランキング15位のチョウ・メイクァン選手/リー・メンイェン選手は、最低でも2回戦突破を目指しています。
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混合ダブルス:チャン選手/ゴー選手ペアを待ち受ける険しい道
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2019年大会でマレーシアの混合ダブルスのトップ、チャン・ペンスン選手/ゴー・リューイン選手ペアは、大会の覇者となる渡辺勇大選手/東野有紗選手ペアに準決勝で21-15、7-21、21-14で敗退し、不本意な結果となりました。同じく地元出身で世界ランキング11位のライ・シェヴォン・ジェミー選手/ゴー・スンファット選手ペアも、準々決勝を突破することはできませんでした。世界ランキングトップ10のスター選手たちの参加により、2020年大会ではより厳しい戦いが待ち受けますが、地元のアドバンテージを生かしてリベンジを目指します。
2018年大会の決勝進出者で世界ランキング1位のジェン・シーウェイ選手/ファン・ヤチョン選手ペア、また同ランキング2位のワン・イルユ選手/ファン・ドンピン選手ペアも2大会ぶりに参戦。2020年大会は前大会より一層困難な戦いが待ち受けます。どちらのペアにも熱い期待がかかりますが、2019年大会の決勝で、渡辺選手と東野選手ペアに21-18、21-18で屈したタイのデチャポン・プアヴァラヌクロー選手/サプシリー・タエラッタナチャイ選手ペアも見過ごせません。大会は2020年1月7日に開幕し、すべての選手が自分たちの限界に挑戦するため、サプライズも生まれるはずです。
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その他の注目選手たち!
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新たなシーズンの始まりを前に、選手たちには休んでいる暇はありません。厳しいチャレンジが待ち受けており、油断は許されません。もちろん番狂わせもあるでしょう。今大会では何が起こるか予測不可能です。有名選手の他にも、金星を上げる力のある選手たちがいます。特にデンマークのアンダース・アントンセン選手、インドネシアのヨナタン・クリスティ選手、香港の伍家朗(アンガス・ン)選手には注目です。
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2020年東京オリンピックが間近に迫る中、選手たちは新たなシーズンに向けて「PERODUA MALAYSIA MASTERS Presented by DAIHATSU」による最高のスタートを目指し、興奮がますます高まりつつあります。アクシアタアリーナで、ぜひ世界のトップ選手たちの素晴らしいプレーをご覧ください。今すぐチケットを予約して、選手たちへの応援をお願いします!しびれるような雰囲気を実際に体験しましょう。素晴らしいプレーをどうぞお見逃しなく!
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ゴー・リューイン選手(1989年5月30日生まれ)
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混合ダブルスで常に世界のトップ10に入る、マレーシアの女子バドミントン選手。最高で世界ランク3位までのぼりつめた。2016年夏季オリンピックでは銀メダルを獲得。