第20回ダイハツ全国小学生
ABCバドミントン大会
大会レポート
- 開催日時:2019年8月11日(日)〜13日(火)
- 開催場所:八代トヨオカ地建アリーナ(八代市総合体育館)、
八代市東陽スポーツセンター
真夏の熊本に、小学生の
トッププレーヤーたちが集結!
日本一を目指して、
熱い戦いが繰り広げられました。
今年で20回目となる「ダイハツ全国小学生ABCバドミントン大会」が、8月11日(日)から3日間にわたって、昨年に引き続き、熊本県の「八代トヨオカ地建アリーナ(八代市総合体育館)」及び「八代市東陽スポーツセンター」にて開催されました。
4月から全国各地で開催されてきた地方予選会で、見事全国大会出場への切符を勝ち取った全国屈指の小学生選手326名が、真夏の熊本に集結。過去には山口茜選手や髙橋礼華選手など、現在日本代表として活躍する選手たちを輩出してきた栄えある本大会での優勝を賭けて、熱戦を繰り広げました。
試合に先立って、8月11日(日)に行われた開会式では、公益財団法人日本バドミントン協会の銭谷欽治専務理事をはじめとした主催団体・協賛企業の方々が全国各地から集まった選手に熱いエールを送りました。
また、予選会の会場で名前を募集していたDAIHATSU×Badminton応援マスコット『バドにゃん』の名称が発表され、開会式の選手入場シーンでは、『バドにゃん』が、全国からの出場選手たちを出迎えました。
さらに、バドミントン日本代表“BIRD JAPAN(バードジャパン)”の桃田賢斗選手や山口茜選手、奥原希望選手、髙橋礼華選手、松友美佐紀選手からの応援ビデオメッセージがサプライズで流され、決戦を控え緊張していた選手たちは勇気付けられた様子でした。
優勝者インタビュー
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男子Aグループ優勝
澤田 修志
帯広ジュニア(北北海道)- 優勝した率直な感想は?
- すごくうれしいです。去年は自分の実力を出し切れないところがあったので、今年は自分の体力の限界まで全部出し切ろうと思って戦いました。
- 今の気持を伝えたい人は?
- 家族や指導者の方に伝えたいです。
- 優勝できた理由(勝因)は?
- 攻めて攻めて、体力を使い切るまで戦えたことです。
- 次の目標、将来の目標は?
- 全国小学生バドミントン選手権大会で優勝して、3連覇を目指します。
- 好きな選手、目標とする選手は?
- リー・チョンウェイ選手。
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女子Aグループ優勝
神尾 朱理
小平ジュニア(東京都)- 優勝した率直な感想は?
- うれしいです。
- 今の気持を伝えたい人は?
- 家族やコーチに伝えたいです。
- 優勝できた理由(勝因)は?
- 連続でミスせずに、最後まであきらめずにプレーできたことです。
- 次の目標、将来の目標は?
- 次の全国小学生バドミントン選手権大会で優勝して、将来はオリンピック選手になりたいです。
- 好きな選手、目標とする選手は?
- 奥原希望選手。
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男子Bグループ優勝
寺島 拓夢
仙台大和ジュニア(宮城県)- 優勝した率直な感想は?
- 緊張したけど自分の力が出せたから、うれしい気持ちでいっぱいです。
- 今の気持を伝えたい人は?
- 仙台大和ジュニアのみんなに伝えたいです。
- 優勝できた理由(勝因)は?
- クリアで攻めて、次の甘い球をプッシュできたことです。
- 次の目標、将来の目標は?
- このABC大会で、5年生でも6年生でも優勝したいです。
- 好きな選手、目標とする選手は?
- 桃田賢斗選手と、澤田修志選手。
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女子Bグループ優勝
芳賀 凜歩
石巻クラブJr(宮城県)- 優勝した率直な感想は?
- 優勝できると思っていなかったので、とてもうれしいです。
- 今の気持を伝えたい人は?
- コーチや家族や、みんなに伝えたいです。
- 優勝できた理由(勝因)は?
- リードされても、ずっとニコニコして試合ができたからだと思います。
- 次の目標、将来の目標は?
- 来年のABC大会でも優勝目指したいです。そして将来は、日本代表選手になりたいです。
- 好きな選手、目標とする選手は?
- 桃田賢斗選手と山口茜選手。
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男子Cグループ優勝
串間 太政
UNAID宮崎(宮崎県)- 優勝した率直な感想は?
- とてもうれしかったです。
- 今の気持を伝えたい人は?
- クラブのみんなに伝えたいです。
- 優勝できた理由(勝因)は?
- クリアがよくできたからだと思います。
- 次の目標、将来の目標は?
- 次のABC大会でも、ベスト4に入りたいです。
- 好きな選手、目標とする選手は?
- 桃田賢斗選手。
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女子Cグループ優勝
松本 楓音
朝倉ワーク(高知県)- 優勝した率直な感想は?
- うれしいです。
- 今の気持を伝えたい人は?
- みんなに伝えたいです。
- 優勝できた理由(勝因)は?
- レシーブがうまくできたのが良かったです。
- 次の目標、将来の目標は?
- 次のABC大会でも優勝したいです。将来は山口茜選手みたいになりたいです。
- 好きな選手、目標とする選手は?
- 山口茜選手。
小学生選手の熱戦レポート
今大会、特に注目された選手たちの、熱い戦いをレポートします。
澤田修志選手 |
天性のセンスと確かな技術力が光った澤田修志選手男子Aグループで優勝した澤田修志選手(北北海道)は、高い技術力と卓越した試合運びで群を抜いていました。準決勝までは、ていねいに四隅に球を打ち分けて相手を走らせる戦い方で、どんな球でもコースを選んで返せる技術は別格でした。また、決勝戦では温存していた体力を生かし、最初からスピードを上げて相手を圧倒。積極的に強打をたたき込んで試合を押し切りました。世界のトッププレーヤーが見せるような大人びた勝ち上がりは、実に見事でした。 |
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神尾朱理選手 |
巧みな配球で相手を翻弄した神尾朱理選手女子Aグループで優勝した神尾朱理選手(東京)は、落差のある球を巧みに使っていました。スマッシュのモーションからは、ラケットの面を少し斜めに切り、ネット前に急激に落ちていくカット。相手のクリアに少し追い込まれてラウンド気味の体勢になると、クリアを打ち返しそうなモーションで相手を下がらせておいて、柔らかなタッチでネット前に落とすドロップ。力任せにならず、相手の意表を突く配球の妙で、ノータッチのポイントを何度も奪っていました。 |
神尾朱理選手 |
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惜しくも優勝は逃したが、キラリと光る才能を見せてくれた選手たち。
男子Aグループ準優勝の木根知哉選手(京都)は、圧倒的な攻撃力を誇示。球足の速さは大人顔負けでした。女子Aグループ準優勝の阿部果凛選手(埼玉)は、ラケットをしっかりと振れていて、コートすれすれの球も返し切るレシーブ力を発揮。女子Aグループの準々決勝で敗れた東谷悠妃選手(北北海道)も、巧みなクロスショットが光っていました。
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木根知哉選手
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阿部果凛選手
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東谷悠妃選手
Aグループ決勝戦の動画をアップしています。ぜひご覧ください!
また、その他の試合もYouTubeのSMASH & NET.TVのチャンネルにてご覧いただけます。
https://www.youtube.com/user/smashandnettv/videos
大会フォトギャラリー
中口直人さん(日本小学生バドミントン連盟 副理事長・強化部長)
全体的に競技力が向上したため、例年にまして初戦から接戦が多く見られました。
今後も指導者の方々におかれましては、選手の競技力の更なる向上の為、心と体の包括的な成育に努めていただきたいと思います。
今年もダイハツさんのサポートは、選手が次を目指す原動力になったと思います。
特に前年大会の優勝者が掲載された予選会のポスターや、優勝者の世界選手権大会への招待などで選手によるモチベーションの高まりには目をみはるものがありました。
今後も連盟としては、全国小学生ABC大会がオリンピックへのスタート地点として認識されていくよう運営してまいります。
熊本ダイハツ販売株式会社とダイハツ工業株式会社も、
全国から集まった皆さまと一緒に、大会を応援させていただきました!
会場内に設けられたダイハツブースでは、出場選手やチーム関係者、応援に訪れた皆さまに、応援ボードやうちわといった応援グッズや、スポーツドリンク、ゼリーなどを配布しました。
また、バドミントン日本代表選手のレプリカユニフォームや、ダイハツのミニカーが当たるFacebookのキャンペーンも実施。会場に足を運ばれた皆さまと一緒に、大会を盛り上げました。