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ダイハツ・アステック・オープン
2018

ベラエトリックス・マニュプティ
選手による試合レポート

ダイハツ・アステック・オープンについて

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「ダイハツ・アステック・オープン」は、インドネシアで開催されている世界有数のユース大会。アジアの若手バドミントン選手たちが集まり、毎年ハイレベルな戦いを繰り広げています。“若い世代からバドミントンを広めていきたい”というダイハツの思いを受け、今回で第14回目を迎えた大会は、インドネシアの10都市で開催され、11歳の選手からベテランプレーヤーまで、過去最大となる7,050人が参加し、優勝を掛けて戦いました。

今大会は、バンドン(2月19日〜24日)を皮切りに、バリ(3月6日〜10日)、マカッサル(4月3〜7日)、ジョグジャカルタ(4月30日〜5月5日)、ポンティアナック(7月17日〜21日)、バタム島(8月7日〜11日)、パダン(9月4日〜8日)、バンジャルマシン(10月16日〜20日)、マナド(11月13日〜17日)など、10都市で地方大会が行われ、それぞれの予選を勝ち抜いた選手による決勝戦が、12月8日に南ジャカルタ、クニンガンのスマントリ・ブロジョネゴロ競技場で開催されました。

主催者コメント


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「インドネシア国内の10都市に数多くの参加者を迎えた2018年の大会は、大きな成功を収めました。今大会が、未来の才能あるバドミントン選手たちの育成に貢献できたと確信しています。ダイハツとアステックが、この先もより強い協力関係で結ばれ、才能あるバドミントン選手を発掘・育成できる最良のパートナーとなることを願っています。」と、スサンティさんは語りました。

スシ・スサンティ
(1971年2月11日生まれ)

1992年バルセロナオリンピックで、インドネシア人初の五輪金メダリスト(女子シングルス)となる。現インドネシアバドミントン協会(PBSI)育成部長。

大会レポート

U17男子シングルスとU19男子ダブルスの熱戦で幕を開けた今大会は、インドネシア各地から集まった若いバドミントン選手たちが素晴らしいプレーを披露して観客を沸かせました。会場に集まった人々は、優勝を目指す選手たちの一生懸命なプレーに釘付けとなりました。

観客の声援を受けた選手たちは大いに奮起し、数々の熱戦を繰り広げました。またVVIPゲストとしてアラン・ブディクスマさんとスシ・スサンティさんが招かれ、会場は大いに盛り上がりました。さらに金メダリストであるベラエトリックス・マニュプティ選手も会場に現れ、選手たちに声援を送りました。

「このダイハツ・アステック・オープンは、才能ある若手を育む素晴らしい大会です。今後もこの大会を継続し、来年はさらに多くの若手発掘に注力したいと思います。」とスシ・スサンティさんはコメントしました。

大会は午後に終了し、引き続き優秀者の表彰式が行われました。熱戦を制した若いバドミントン選手たちの顔は、情熱と誇りと友情に輝いていました。

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協賛者コメント


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アメリア・チャンドラさん

「今大会には総勢7050人以上の選手が参加して優勝を競い合いました。今回の参加者数は、私たちの目標をはるかに上回りましたし、日本やマレーシア、フランスなど国外からも若手選手を迎えることができました。

今後も「ダイハツ・アステック・オープン」が、若きバドミントン選手たちの実力を高める大会となることを、大いに期待しています。」

優勝者インタビュー
  • U13男子シングルス優勝者

    PBジャルム(クドゥス) Hendy LEANDER

    今の気持ちは?
    優勝できてとても嬉しいです。
    今の気持を伝えたい人は?
    私の両親や友だち、コーチのおかげです。
    勝因は何だと思いますか?
    いつも通りの練習を、一生懸命行いました。
    次の目標は何ですか?
    来年の大会にも参加して、優勝したいです。
    好きな選手は誰ですか?
    アンソニー・シニスカ・ギンティング選手(インドネシア)
  • U13女子シングルス優勝者

    PB ラケット(西ジャカルタ) Ni Kadek Dhinda Amartya Pratiwi

    今の気持ちは?
    決勝で勝つことができて、本当に嬉しかったです。
    今の気持を伝えたい人は?
    PB ラケットとジャヤ・ラヤ、コーチ、そして両親に感謝します。
    勝因は何だと思いますか?
    しっかりとめげずに練習すること。練習を怠けていては勝てませんので。
    次の目標は何ですか?
    来年は少し休むかもしれません。
    好きな選手は誰ですか?
    スシ・スサンティ選手(インドネシア)とラチャノック・インタノン選手(タイ)
  • U15男子シングルス優勝者

    PBベルカトアバディ(バンジャルマシン) Lukman Nur HAKIM

    今の気持ちは?
    今の気持ちをうまく表現できませんが、とにかく嬉しいです。
    今の気持を伝えたい人は?
    両親とコーチ、それから今日僕を応援をしてくれた皆さんです。
    勝因は何だと思いますか?
    毎日一生懸命練習することで、さらに実力が付きました。
    次の目標は何ですか?
    「ナショナルサーキット」という全国大会で優勝したいです。
    好きな選手は誰ですか?
    桃田賢斗選手(日本)
  • U17男子シングルス優勝者

    PBエクシスト(ジャカルタ) Briliandri CHRISTIANTO

    今の気持ちは?
    優勝できてたいへん嬉しいです。
    今の気持を伝えたい人は?
    家族と、エクシストバドミントンクラブに感謝したいと思います。
    勝因は何だと思いますか?
    毎日しっかりと練習して、簡単にはあきらめないことです。
    次の目標は何ですか?
    来年はもっと勝てるように、そしてもっと上手くなりたいです。
    好きな選手は誰ですか?
    桃田賢斗選手(日本)
  • U17女子シングルス優勝者

    PBエクシスト(ジャカルタ) Irgi Apprilia Hizkia Rifa Putri

    今の気持ちは?
    自分でもよくやったと思うし、本当に嬉しいです。
    今の気持を伝えたい人は?
    この勝利を私のコーチ、家族、エクシストの友人たちに捧げます。
    勝因は何だと思いますか?
    成功の秘訣は、リラックスして試合に集中することです。
    次の目標は何ですか?
    もっと上達して自分の限界を超え、来年の大会に臨みたいと思います。
    好きな選手は誰ですか?
    タイ・ツーイン選手(台湾)
  • U17男子ダブルス優勝者

    PBエクシスト(ジャカルタ) Hendrawan / Muhammad Ridhwanul Arifin

    今の気持ちは?
    新たなペアでタイトルを取ることができて大変嬉しく、感謝しています。
    今の気持を伝えたい人は?
    神の恩寵に感謝しています。また、家族やコーチにも感謝しています。
    勝因は何だと思いますか?
    毎日練習することでプレーは上達します。
    次の目標は何ですか?
    来年はもっと多くの大会で活躍できることを期待しています。
    好きな選手は誰ですか?
    ケビン・S・スカムルヨ選手(インドネシア)とゴー・Vシェム選手(マレーシア)
  • U19男子ダブルス優勝者

    PBジャヤ・ラヤ(ジャカルタ) Maulana CHRISSANDI / Viorel Joan FERNANDO

    今の気持ちは?
    優勝するのは簡単ではありませんでしたから、もちろんとても嬉しいです。
    今の気持を伝えたい人は?
    私の両親です。今回は試合を見に来れなかったので。
    勝因は何だと思いますか?
    一生懸命毎日練習したことが、今日の勝利につながりました。
    次の目標は何ですか?
    チャンピオンの座を守らなければなりません。
    好きな選手は誰ですか?
    ケビン・S・スカムルヨ選手とマルクス・F・ギデオン選手(インドネシア)
  • ベテラン女子シングルプレーヤー優勝者

    FIFA BC(シドアージョ) Winda Puji HASTUTI

    今の気持ちは?
    神に感謝します。とても嬉しいです
    今の気持を伝えたい人は?
    私のキャリア、そして経済的にもずっと支えてくれたFIFA BCに感謝します。
    勝因は何だと思いますか?
    最高ランクの達成をあきらめないこと。
    次の目標は何ですか?
    来年の「ナショナルサーキット」で優勝したいです。
    好きな選手は誰ですか?
    フィトリアニ・フィトリアニ選手(インドネシア)とタイ・ツーイン選手(台湾)です。二人ともストライカーなので。
  • 混合ダブルス優勝者

    PBベルカトアバディ(バンジャルマシン) Lukhi Apri NUGROHO / Ririn AMELIA

    今の気持ちは?
    今日優勝できて満足しています。
    今の気持を伝えたい人は?
    両親とコーチに感謝したいと思います。
    勝因は何だと思いますか?
    勝つという信念に基づく懸命な努力です。
    次の目標は何ですか?
    来年はもっとたくさんの良い成績を残したいです。
    好きな選手は誰ですか?
    リリアナ・ナッチル選手とトントウィ・アフマド選手(インドネシア)
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ベラエトリックス・マヌプティ選手による試合レポート

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決勝戦は本当に驚くほど熾烈な戦いで、私も見ていてドキドキしました。この大会は、未来の才能ある選手を育てる場としてまたとない舞台だと思います。

昨年に比べて、若い選手の数が増えただけではなく、観客の数にも圧倒されました。ファイナリストたちは、たくさんの観客からの割れんばかりの声援の中でも常に前向きに、優勝に向かってプレーしていました。もちろん、家族や友だちの応援も力になったと思います。

この場を借りて、私が若いバドミントン選手の皆さんに言えることは、チャンピオンとは簡単にあきらめない人、いつでも最高のプレーができるよう努力している人です。チャンピオンになるには自分を信じ、敗北さえもさらに上達するための糧にしてください。

今大会、たくさんの試合を観戦していて本当にワクワクしました。この大会から「未来のベラエトリックス」が多く出てくるように、「ダイハツ・アステック・オープン」が毎年開催されることを祈っています。

ベラエトリック選手からのスペシャルメッセージ


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夢をかなえるには強い決意と自制心、それから努力が必要です。前途には長く曲がりくねった道がありますが、努力は必ず報われます。しかし最も大事なことは、神を信じる心を強く持つことです。

ベラエトリックス・マヌプティ
(1988年10月11日生まれ)

マヌプティ選手は、インドネシアの若手女子バドミントンプレーヤーとして、ミャンマーのネピドーで開催された第27回東南アジア競技大会の女子シングルスで金メダルを獲得。2017年には中国で開催されたシティ・バドミントン・ミックスチーム・インビテーショナル・チャンピオンシップと、インドネシアで開催されたプルタミナオープンで国際タイトル、国内タイトルをともに獲得。今日に至るまでの彼女の功績は、2014年のユーバー杯準々決勝進出、2015年のスディルマンカップ、2017年のアステック・オープンでの準決勝進出。

コートの外では、ブン・カルノ大学の3年次修学中。バドミントンの練習とは別に、ジム通いを日課としている。

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